崎浦公民館伝統芸能保存会

崎浦塩硝太鼓の会

平成12年10月25日、浅野太鼓店より、出来あがったばかりの6組の太鼓が公民館に届きました。立派な太鼓を見て、調達するまでの2年有余の苦労も吹っ飛び、これで地域交流のきづなを深める一助となることが確信されました。
近年、特に若年層の地域離れが著しいものがあるなかで、青少年が公民館に集まり、太鼓に打ち興じ、地域での活動に寄与する日も近いものと思われます。丁度「塩硝をたどる歴史の道」の発刊をみたときでもあり、塩硝の爆発する重い響きの「ドーン」と、太鼓の腹の底に響く「ドーン」の共通点を考慮し、独創的な太鼓の会「崎浦塩硝太鼓の会」が誕生しました。
会長には当初より太鼓に関心をお持ちの宇野邦夫氏を迎え、平成13年1月29日、崎浦公民館にて発会式が行われました。募集した会員の中には外国の親子連れもおられ、約80人の方が参加して意気盛んに行われました。
練習日は月3回、第1・第3・第4月曜日の午後5時30分から7時30分まで、常時、4、5才から70才代の35名程の会員が、熱心に基礎打練習に汗を流しています。将来は塩硝太鼓の名に恥ずかしくない曲目を作り上げ、地域に披露したいと思っています。