辰巳用水と遊歩道

場所(遊歩道):錦町~大桑町カ(大道割)

辰巳用水は、寛永9年(1632)金沢城で使用する水を引くため、3代加賀藩主・前田利常の命により、板屋兵四郎が完成させたといわれている。全長約11キロメートル、その高い土木技術は、今の時代から見ても賞賛されるもので、貴重な史跡となっている。
また、遊歩道はこの用水に沿って豊かな自然にふれあう場として、全長約2キロメートルが平成6年(1994)に完成した。
2010年2月に、辰巳用水の延長約11kmうち、上流部および中流部の約8.7kmが、「江戸時代の土木技術を知る上で貴重である」として、国の史跡に指定されている。